怒りやイライラをどう扱う?(前編)


他人の言動に思わず
イラっ!としたり
怒りが出たりする時が
ありますよね。


その人を見ていると
なんだか無性に
イライラしてしまう。


その人の発言や行動が
わたしをイライラさせる。


そんな場面って
結構あると思います。



誰かに対して
イライラを感じてしまうのは
一体なぜなのでしょう?


その答えは…



「自分自身に禁じていることを
相手が平気でやっている時」


です。


わたしたちは
自分が自分に対して
禁じていることを
目の前の相手が
易々とやっていると

イライラしたり
怒りが湧いてきたりします。


自分が
「これは悪いことだからやってはダメ」
「こういうことはすべきではない」
と思っていることや

本当は自分でもやってみたいと
思ってはいるけど
何かしらの事情や制限があって
できないと感じていること

(制限を作っているのはあくまでも自分ですが
それに気づいていないのがほとんどです)


或いは
自分自身に対してまだ
許可が出せていないことを

いとも簡単に易々と
やってのけている人を見ると
イライラしてしまうのです。


「え?なに?そんなことして
いいと思っているの?
わたしはダメだと思うから
一度もそんなことしたことないのに!」


「どうして何も気にせず
そんなことが平気でできるの?
わたしはこうして皆の目や
周りの反応を気にして
やるのを遠慮しているのに!」


「どうしてあなたが先に
それをやってしまうの?
わたしはこんなに我慢して
自分を抑えているのに!」


「何故あなたはそんなに
自由に振舞うことができるの?
わたしには心の葛藤や制限があって
こんなにも苦労しているのに!」


「あなたの中では何故それが
平気で許されているの?
わたしはこんなにも厳しく
自分にそれを禁じているのに!」


「わたしは皆のためを思って
こんなに真面目に頑張っているのに
あなただけ楽な思いしてずるい!」


そんな風な心の叫びの中で
相手へのイライラが
湧いてきてしまうのです。


ものごとの善悪や常識
社会的規範や正しさなどの
“自分の中の絶対基準”があって
それに反しているものや
逸脱しているものへの
嫌悪や批判や軽蔑もありますが


とにかく自分では
悪いと思っていること
ダメだと信じ込んでいること
これは許されるわけがない
やってはいけないと感じていること
「わたしはやらない」と決めていること

本当はやりたいけど我慢していること
自身への許可が出せていないこと

を易々とやってしまう人に対して
イライラが生じてしまうのです。


時として
嫉妬という感情で
現れることもあります。


素直に「羨ましい」と
認められれば
まだ楽なのですが
自分が深く傷つかないために
相手を否定したり反発したり
強い批判の気持ちが出てしまうと
余計に苦しくなったりします。



自分が禁じていることを
易々とやっている人に対して
大きな怒りが湧く時
その怒りの奥には
必ず悲しみが隠れています。


その悲しみは
過去の辛い出来事で
あなたが感じた悲しみです。


「理解してもらえなかった」

「誰も話を聞いてくれなかった」

「誰も助けてくれなかった」

「自分を見てくれなかった」

「愛してもらえなかった」


そんな過去の深い悲しみが
怒りの裏側に隠れています。


過去にその悲しみを感じた際
当時はうまくそれを
扱えなかったため
感じないフリをしたり
ギュッと抑圧したりして
感情のプールに押し込めて
しまったことがあったはずです。


その時適正に
処理してもらえなかった
悲しみの感情は
いま目の前に現れる
出来事をきっかけに
イライラや怒りや
モヤモヤした感情を通して
あなたに
「ここにそれがあるよ~!」
と教えてくれています。


押し込んでしまった
その悲しみの存在に気づき

出来事に対する
当時の誤った意味づけや
そこで出来上がってしまった
信じ込みや観念
思い込みを発見できるよう

それが元となって生じる
目の前の課題や問題を解く
大事な鍵がここにあるよー!
もう手放した方がいいものがあるよー!
ここに緩めるべきものがあるよー!
とお知らせしてくれているのです。


いま目の前に起きている出来事は
言ってみればダミーです。


問題の本質は
その奥に隠れています。



あなたが自分に対して
禁じてしまっていることや
許可が出せていないことも
そこに大きなヒントが
隠されていたりします。


それは
あなたがもっと緩んで
あなたがもっと楽になれて
あなたがもっと自分に許可を出して
自由に、そしてもっと幸せに
生きられるための大切なヒントです。



そのことを
あなたに気づいてほしくて
イライラやモヤモヤや
怒りを感じる出来事が
起きています。


逆を言えば
あなたの中にある未消化な感情と
それに伴った思い込みや滞りを
解消させるために

わざわざその出来事を
自らが引き起こしているとも
言えるのです。


目の前の感情に翻弄されて
終わるのではなく
是非その裏側にあるものを
じっくり観察してみてください。


そこにきっと何かが
見えてくるはずです^^


本当は相手のやっていることが
羨ましくて仕方なくて
イライラしてしまったり
あの人だけあんなことして
一人だけずるい!と思っているなら
試しに一度自分もその相手と
同じことをしてみるのを
おすすめします。


意外と「あれ?いいかも?」
「ダメだと思っていたけどアリかも?」
と思えるかもしれませんよ^^



そして
怒りということについては
もうひとつお話して
みたいと思いますが

長くなるので
後編へと続きます。




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